今や、世の中にある大概のものはネットで買える時代です。でも、スマートフォンをネットで買うのって、何だか抵抗ありませんか?ちょっと前まで携帯電話は、各キャリアが運営するショップ、もしくは家電量販店などの携帯電話売り場で買うものと決まっていました。それが、新規契約にしても機種変更(契約変更)にしても、全ての手続きが今やネットで出来ると言うのです。便利な時代になったものです。しかしそう言われても、やはり不安ですよね・・・。

  〖スマホを店頭で買う場合、ネットで買う場合のメリット、デメリット。〗

《店頭購入のメリット》
  店頭で買う場合の最大のメリットはやはり店員さんに直接何でも聞けることです。店員さんの顔を見ながら直接話を聞いて、疑問に思ったことはその場で何でも質問できる安心感は捨てがたいものがあります。どんなスマホがあるのか?どんなプランが良いのか?これまで使っていた携帯のデータの移行や、新しいスマホの設定については、どこまでお店でやって貰えるのか?・・・スマホに関する知識を一切持っていなくても、お店に来れば何でも質問できるし、教えてもらうことが出来るのです。また、初期設定やアドレス帳の移行くらいまでは、ほとんどの場合店員さんがサポートしてくれるので、希望する機種や色の在庫が見つかればそのまま持ち帰ってすぐに使うことが出来ます。

《店頭購入のデメリット》
  デメリットとしては、まずお店まで足を運ぶ時間と交通費が掛かります。また、お店の営業時間内に行くために自分のスケジュールを調整しなければならなかったり、いざお店に入っても番号札を取って順番を待たなければなりません。質問をしたり、それに対する説明を聞いたり、契約の手続きもそれなりに時間が掛かるので、お店に入ってから契約が終わるまで丸一日掛かってしまったりもします。お店を出る頃には完全に疲れはてていたり。また希望する機種や色がなければ、その場で持ち帰ることが出来ず、結局二度手間になってしまうこともあります。

《ネット購入のデメリット》
  お店であれば自分の予算や要望を店員さんに相談すれば、それに見合ったプランと機種について、店員さんからアドバイスをもらうことができますが、ネットで買う場合は全て自分で調べて自分で決めるしかありません。どの会社にするのか?どの端末にするのか?どのプランにするのか?じっくりと比較検討するには、それなりに勉強しなければならず、時間も要します。また自宅に端末が届くまでには、契約してから1週間前後掛かります。しかも、初期設定や電話帳の移行なもど全て自分でやらなければなりません。また店員さんは言葉巧みに色々なオプションを薦めてきます。最近では、「タブレットを同時に契約すると割引が大きくなり、サービスが増えます」などと強引に契約を薦めてきたりもします。

《ネット購入のメリット》
  ネット購入のメリットは、ネットの繋がる環境であれば、どこにいても購入することが出来ます。24時間いつでも自分の空いている時間に、心行くまで調べあげて機種とプランを選ぶことが出来ます。どうしてもわからないことがあればコールセンターに電話をして聞くこともできます。パジャマ姿で寝転がっていても、片手にお酒を持っていても、トイレに座っていてもOKです。お店で順番を待つような無駄な時間は生まれません。リラックスしながら自分のペースで契約を進めていくことができます。
  しかしやはり、ネットで買う最大のメリットは、無駄なオプションが一切付かないことだと思います。店頭で買う場合、購入時に不要なたくさんのオプションを強制的につけられてしまいます。「最初の一か月は料金が掛かりませんから、1っか月経って不要だったら解約してくださいね。」と言われます。しかしこれは実は気分的にもかなりのプレッシャーです。1っか月後に解約手続きをしなければならない煩わしさと同時に、いざ解約する時には一筋縄では行かず結構時間も掛かったりします。また解約のタイミングを逸すると結局次の月の分のオプション料までを支払わなければならない羽目になります。その点、ネットで購入する場合は契約時に自分でオプションを選ぶようになっていますから、不要なオプションを無理やり付けられることはありません。その結果、無駄な時間と手間とお金が節約できるし、何より「いついつ解約しなければ・・・」というプレッシャーから解放されます。


〖初期設定はどうするの?〗
  自分で初期設定を行うとなるとやはり不安になります。でも、スマホを購入するとガイドブックが一緒に送られてきます。そのガイドブックに従って初期設定を行っていくことになります。どうしてもわからなければ、近くにショップがあるならショップへ駆け込むか、もしくはコールセンターへ電話をすれば教えてくれます。基本的にはガイドブックに書かれている内容を、その手順に沿って進んで行けば誰にでも出来るようになっているという訳です。


 
  一般に格安スマホは専門のショップを持っていません。たまに、家電量販店などの片隅で細々と販売しているところを見たことはありますが、そういう販売店の数は決して多くはありません。だからこそ格安スマホはネットでの購入が主流になります。しかし第四のキャリアと言われる「Y!mobile」は格安スマホでありながら、かなりの数のショップを全国に展開しています。いざという時に駆け込めるショップが、住んでいる街の中にあるというのはやっぱり安心感があります。



  何ページかに渡って、「楽天モバイル」、「UQモバイル」、「Yモバイル」の3つの料金プランとそれぞれの端末のスペックを比較して来ましたが、結論として、月々¥1,880という安さで選ぶなら楽天モバイルの「ZenFone 2 Laser」を自分はお薦めしたいと思います。



  しかし、月々¥1,980で、あくまでゼロ円端末に拘りながら、より高い端末の性能を求めるのなら、UQモバイルの「P9 lite PREMIUM」「BLADE v770」の方がお薦めだと思います。特に「BLADE v770」は音は保証付きですからね。

  でも例えば、もし端末代にもう少し上乗せができる余裕があるのなら、防塵防水とワンセグ機能を持ち備えた「Yモバイル」の「Android One」をお薦めします。端末代は別途掛かりますけど、端末の性能を全体的に見れば、これらの中では1番上だと思います。


  それに、いざという時に駆け込めるショップの数の多さは、やはり「Y!mobile」の大きな魅力だと思います。



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