auがゼロ学割を始めました。使用開始の翌月から3カ月間ゼロ円という割引です。3カ月間ゼロ円と聞くと、前回のY!mobileのタダ学割を思い出しますよね。受付期間は2018年12月1日~2019年5月31日まで。

auゼロ学割12019

  auで3カ月間ゼロ円になる条件は、先ず、利用者本人が25才以下であること。次に利用データ容量の1番少ない(~1GB)auピタットプラン(スーパーカケホ・・・基本料3,480円/月で、国内通話5分以内かけ放題)の2年契約に申し込むこと。これに、スマホ応援割り(翌月から一年間1,000円/月割引)、auスマートバリュー割引(データ容量2GBまで永年500円/月割引、データ容量2GBを超えると永年1,000円/月割引)、そしてauゼロ学割(翌月から3カ月間1,980円/月割引)の3つの割引が適応されることで、使用開始の翌月から3カ月間がゼロ円になります。4カ月目以降12カ月目までは1,980円、13カ月目からはずっと2,980円となる訳です。・・・何んだか複雑で頭が変になりそうですね!

auゼロ学割22019ピタットプラン

 1GB以上使いたい人も、~2GB、~3GB、~5GB、~25GBでそれぞれスマホ応援割、auスマートバリュー割、auゼロ学割が適応されると、翌月から3カ月間の料金は次のようになります。

auゼロ学割32019ピタットプランデータ利用量別料金

 1カ月に1GBを必ず越えてしまう人には、利用するデータ容量によっては、auフラット学割がお得かも知れません。フラット学割には5GBまで使えるフラット学割5(翌月から3カ月間980円)。20GBまで使えるフラット学割20(翌月から3カ月間1,980円)。25GBまで使えるNETFLIX(動画配信サービス)プラン(翌月から3カ月間2,980円)などがあります。

auゼロ学割42019フラットプランシンプル

  ただし、これらのauフラットプランはいずれも「スーパーカケホ(国内通話5分以内かけ放題)」ではなくて「シンプル(国内通話は別途支払い。)」となります。 auフラットプランはデータ容量と3つのタイプの通話スタイルで選べるようになっています。

auゼロ学割52019三つのタイプの通話スタイル

  auピタットプランと同じように5分間カケ放題のスーパーカケホに契約した場合、各割引期間が終了して行くに従って、料金は次のように変わって行きます。

auゼロ学割62019フラットプランスーパーカケホ各割引終了後の料金
  auの料金プランはとにかく複雑で、読んでいても書いていてもイヤになります。


 これらのauのプランに対してY!mobileの2019年の学割は、今回はタダ学割ではありませんが、データ利用量は9GBで1,480円という料金を打ち出してきました。しかもそれが最大13ヶ月間続きます。

Y!mobile12019学割

  Y!mobileは2018年6月に料金の改定を行い、スマホプラン割引、長期利用割引が無くなり、その代わりにスマホプランS/M/Lのいずれも基本料金を1,000円引き下げました。

Y!mobile22019学割基本料金改定

  この内スマホプランM/Lの基本料金から最大13カ月間毎月1,000円を値引くというのが、今回のY!mobileのワイモバ学割です。受付期間はauと同じく2018年12月1日~2019年5月31日まで。この学割が適応される条件は、年齢は5才~18才まで。データ増量オプション月額料500円(2年間無料)に加入すること。これにワンキュッパ割(契約翌月から12カ月間)、家族割引サービス(2台目以降500円引き)が適応されると、スマホプランM、スマホプランLの料金が、契約翌月から12カ月間それぞれ1,480円、3,480円となります。

Y!mobile32019学割適応料金

  ワイモバイルの公式ホームページには、※注意書きの中に「おうち割光セット適用期間中は、割引金額が1,500円になりますが、おうち割 光セットと併用できない割引(家族割引サービス等)との重複適用は出来ません。」とありますが、ワイモバ学割が適応されている期間は本来の「おうち割光セット割引(スマホプランS-500円割引、スマホプランM-700円割引、スマホプランL-1,000円割引)」は適応されません。家族割引サービスとおうち割光セット割引は併用できない為、家族割引サービスであろうと、おうち割光セット割引であろうと、ワイモバ学割の1,000円割り引きに500円が加算されて、合計1,500円の割引になります。


  Y!mobileでも各割引期間が終了するに従って、料金は次のように変わって行きます。(家族割引サービス適応時)
Y!mobile42019学割各割引終了後の料金


  Y!mobileに比べるとauの方がプランの数が多く、より自分に合ったプランを選ぶことが出来ます。しかし、それぞれのプランを理解し、比較するには時間が掛かります。そこで、少しでも解りやすくするために、auのピタットプラン、フラットプラン、そしてワイモバイルのスマホプランそれぞれを、契約翌月から1年間、2年間、3年間ずっと払い続けた場合のトータルの料金を計算して見ました。

 ★ auピタットプランの場合
auゼロ学割72019ピタットプランずっと払い続けた総料金

  ★auフラット学割の場合
auゼロ学割82019フラットずっと払い続けた総料金

 ★ Y!mobileワイモバ学割の場合
Y!mobile52019ワイモバ学割ずっと払い続けた総料金

  表にしても今ひとつ解りにくいので、もっと比較しやすくするためにグラフにしてみます。

  最初の一年間支払い続けた総料金の比較
auワイモバ学割1年間料金比較

  契約翌月から2年間支払い続けた総料金の比較
auワイモバ学割2年間料金比較

  契約翌月から3年間支払い続けた総料金の比較
auワイモバ学割3年間料金比較


  契約翌月から1年間、2年間、3年間いずれも同じようなグラフとなりました。そしていずれもauゼロ学割、auフラット学割と比べると、データ利用量が21GBまでであれば、Y!mobile のワイモバ学割の方がかなり安いことがわかります。
  加えて無料通話に関しては、auはスーパーカケホで5分かけ放題なのに対してY!mobile は10分かけ放題です。確実にY!mobile の方が安くてお得と言えます。しかも料金プランもauに比べれば単純で解り易いですよね。



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